江戸時代 古鉄吊下灯火器(1603–1867 CE) stock 安土桃山時代に南蛮文化圏から伝来した木彫のキリスト磔刑像です。高さ約36cmの堂々たる姿で、十字架に架けられたキリストを表しています。現在、両腕部は失われていますが、表面には当時施された彩色の名残がところどころに残っています。その顔立ちは苦難に耐える静謐な祈りの表情を湛え、見る者に語りかけるような深い眼差しが印象的です。朽ちた木肌と剥離した顔料が長い歳月の経過を物語りながらも、崇高な聖性と静かな存在感を保ち続けています。
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